最後の猫日記

しばらく書いていなかった愛猫チャッピーの事ですが、本日、家の中の事故の為亡くなってしまいました。
窓の外に来たキタキツネに驚いて走り出し、ストーブに体を強打し、そのまま動かなくなってしまいました。

彼が我が家に来たのは2002年の今頃です。もともと野良の子猫でした。捕まった時よほど怖かったのか人間に懐こうとはしませんでした。
当時私は暇な大学生でしたので、ゆっくりと時間をかけてやっと私の手から食事を取れるようになりました。多分この時のトラウマなのか大きな音や、知らない人間が来た時は慌ててひどい状態になりました。今回の事故もこの時のトラウマが少しは原因があると思います。
この時からチャッピーは一番私に懐きました。寝る時はほとんど一緒で、普段もかなりべったりと甘えてきました。

そんな臆病な彼でしたが、本日まで特に病気もしないで元気に過ごしていました。
私が今年の4月に転勤になってしまい、実家に残して来ていたのですが、つい先週に東京に行っている弟が仕事で帰省したタイミングで私も実家に戻り、久しぶりに家族全員でチャッピーに会う事ができました。

久しぶりに一緒に寝て楽しい時間を過ごしました。

今日も亡くなる数分前まで母の膝で甘えていたといいます。
私も転勤先なのですぐに行くことは出来ません。土曜日に火葬の手配を済ませたので、それにあわせて帰省するつもりです。

本来、このブログもチャッピーとの生活を書いていくつもりで立ち上げたものでした。今は悲しみがいっぱいで、これを打つ画面もにじんで良く見えません。

14年間本当にありがとう。先に行った父と仲良く向こうで遊んで下さい。父もおまえがいなくて寂しかったと思う。
そしてさようならチャッピー。