黒猫日記

黒猫のなんとなくな日記です。

びっくりした。

 僕はいつもバスで通勤している。
 バスはそんなに混んではいなくて、人がまばらに乗っていた。朝の通勤の割には人が少ない。
 バスが停車した。大きなビルの前の停車場だ。
 僕はここで降りた。
 ここはオフィス街で周りにはいくつもビルが建っている。僕の降りた停車場は、その中でも比較的大きな敷地を持っているビルの前にある。広めの公園があり、その中にそのガラス張りの大きなビルは建っていた。僕はいつもそこに通っている。
 同じバスに乗っていた女性が僕の横を通り過ぎて先にビルの中へ入って行く。僕はいつも彼女を眼で追っていた。
 ビルの1階には売店があり、彼女はなぜかいつもそこで顔を突き出して匂いを嗅いでいる。僕はそれをいつも不思議に思っていた。それから彼女を眼で追うようになっていた。
 外から見ると大きなビルなのだが、中はとても狭く感じた。天井が低く薄汚れていて、雑居ビルのように薄汚れた蛍光灯の灯かりだけだ。
 入り口の売店を左に曲がるとエレベーターが3機ある。僕はこのエレベーターに乗って仕事場へ行く。
 私の前を歩いていた人がエレベーターのボタンを押した。同時に両端の扉が開いた。前の人は左端へ入って行ったが、僕は右側へ向かった。
 その時、僕の横をすごい勢いで通り抜け、誰かが先にエレベーターの中へ入って行った。
 その人が入った瞬間に扉が閉まり始めたので、僕は急いで駆け込んだ。
 ちょっと間に合わなかった。僕は閉まり始めた扉に挟まれてしまった。そしてエレベーターの奥を見た。
 誰もいなかった。確かに僕より先に人が入ったはずだ。そして扉は容赦なく閉まろうとしていた。おかしい、普通扉は人が挟まれば開くはずだ。
 だがその扉は容赦なく僕を挟もうとする。
 嫌な想像が僕の頭をよぎる。このまま動いたら僕の体はエレベーターが動いて引きちぎられるのでは、と。
 僕は必死でもがいた。すると右側の扉の隙間から腕が飛び出し、僕の肩を掴んだ。それは僕より先にエレベーターに入った人と同じ服装の腕だった。
 すごい力で僕の肩を掴む。
 は、離してくれ! 僕は必死で腕を振りほどこうと体を前に迫り出した。

 そしたら布団の中でした。いやー怖かった。うなされて起きるなんて久しぶりです。結構今日は長い夢見てて、全24話だと夢のはじめで言ってて、9話あたりでご飯食べるために中断したんです。そんでもって続きを見始めたらバスの中にいて、この夢でした。主人公は現在小学館で書いているんですが、今は講談社という変な設定で、売店で匂いを嗅いでいる女性は実は味覚障害があって、主人公がその後、売店で売っているカレーをおごるという変な設定までありました。
 とにかく、疲れているんですかね?w